様々な虫歯

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小さな虫歯

小さな虫歯

小さな虫歯は、歯の表面に現れる初期の軽度な歯の損傷です。これらの虫歯は通常、歯のエナメル質に限定されており、進行が遅いため、早期に発見されれば効果的に治療できます。
初期症状には、歯の感覚過敏、歯に異常な色や模様が現れることがあります。時には痛みがなく、歯の見た目が変化するだけであることがあります。
主な原因は、口腔内の細菌による歯垢の形成です。歯垢が歯に付着し、そこに含まれる酸が歯を蝕みます。

小さな虫歯の治療

マイクロスコープの使用
マイクロスコープを使用し、歯の細かい構造や微小な虫歯を拡大して見るための高度な機器です。これにより、高い精度で虫歯の評価や治療を行うことができます。
ダイレクトボンディング
ダイレクトボンディングとは、コンポジットレジンと呼ばれる歯に密着しやすい材料を用いて、歯を直接修復する方法です。これにより、少ない削り取りで治療が可能です。
メリット デメリット 歯を最小限に削ることで、健康な歯の組織を保存でき、審美的にも自然な外観が得られます。耐久性も高まります
デメリット 歯を最小限に削ることで、健康な歯の組織を保存でき、審美的にも自然な外観が得られます。耐久性も高まります 他の治療法に比べると費用が高いことがあります。また、一部の患者には多段階の治療が必要です。

中等度の虫歯・再発した虫歯(2次う蝕)

中等度の虫歯・再発した虫歯(2次う蝕)

中等度の虫歯は、歯のエナメル質を越えてデンチン質に達している場合があります。これにより、感覚過敏や痛みがより顕著になることがあります。
再発した虫歯または2次う蝕と呼びます。再発は、修復物の寿命が終わったり、周囲の歯垢管理が不十分だったりする場合に生じることがあります。

中等度の虫歯・再発した虫歯(2次う蝕)の治療

インレーアンレーオーバーレイ治療
中等度の虫歯や再発した虫歯がある場合、歯の損傷に合わせて作られたカスタムメイドの詰め物(インレー)、歯の上部を被せる被せ物(オーバーレイ)を使用する治療法です。
メリット デメリット 歯を最小限に削ることで、健康な歯の組織を保存でき、審美的にも自然な外観が得られます。耐久性も高まります。
デメリット 歯を最小限に削ることで、健康な歯の組織を保存でき、審美的にも自然な外観が得られます。耐久性も高まります。 他の治療法に比べると費用が高いことがあります。また、一部の患者には多段階の治療が必要です。

重度の虫歯

重度の虫歯

重度の虫歯は、歯の組織が広範囲に損傷し、進行が深刻な状態を指します。
歯のエナメル質やデンチン質だけでなく、歯髄(神経や血管を含む歯の中心部)にも影響を与えており、強い歯痛、感染による腫れや膿の発生、歯ぐきの腫れなどが現れることがあります。

歯髄温存療法
従来は神経を抜く必要があった重度の虫歯に対し、医学の進歩により神経を残して治療が可能になりました。歯髄温存療法では、感染が広がっていない範囲で歯の神経を保存し、歯を強化する治療を行います。
メリット デメリット 歯を抜髄せずに治療できるため、歯の自然な強度が保たれ、歯の感覚も残ります。審美性が高まります。
デメリット 歯を抜髄せずに治療できるため、歯の自然な強度が保たれ、歯の感覚も残ります。審美性が高まります。 感染が進行している場合や、一部の重度なケースでは適用できないことがあります。
歯髄温存療法の適応
歯の神経が感染していない範囲で、かつ歯を保存できる状態である場合に適応されます。重度の虫歯が進行しても、歯髄が一部残っていれば適用可能です。
歯髄温存療法の成功率
成功率はケースによって異なりますが、適切なケースで行われた歯髄温存療法は高い成功率を持っています。感染が早期に発見され、治療が開始されることが成功の鍵です。
神経を残した後の接着修復治療
歯髄温存療法が成功した場合、歯の隙間や欠損部分を修復するために接着修復治療が行われます。
メリット デメリット 審美的な観点から優れた結果が得られ、歯を自然な状態に戻すことができます。
デメリット 審美的な観点から優れた結果が得られ、歯を自然な状態に戻すことができます。 ケースによっては、治療に時間がかかることがあります。また、修復物の寿命には個人差があります。

神経が温存できない歯・神経の治療を受けた歯

神経が温存できない歯・神経の治療を受けた歯

虫歯が進行し、歯髄(神経や血管を含む歯の中心部)が感染や損傷によって回復不能な状態になると、神経が温存できません。これにより、強い歯痛が発生することがあります。
また、一度神経治療を受けた歯は、歯髄が取り除かれ、通常は歯の根の中に充填材が詰められます。これにより、歯の感覚は失われます。

根管治療
虫歯が進行し、神経の穴を通って根の先に達すると、根の先に膿の袋ができることがあります。根管治療は、根の中の膿や感染を取り除き、根の中を清掃し、充填物で封鎖する治療法です。これにより歯を保存し、感染の進行を防ぎます。
根管治療の成功率
根管治療の成功率は一般的にラバーダムと顕微鏡を用いた場合、歯の状態や治療の精度に依存しますが初回の根管治療の成功率が約90パーセント、2回名以降の治療は約70%と言われています。
治療後の修復
根管治療後は、再度感染を防ぐために精度の良い修復物を入れることが重要です。通常、歯冠(クラウン)などが使用されます。
副作用や予測されるリスク
  • 残っている歯の量や噛み合わせの状況によっては、治療によって歯が割れたり、治療後に歯が長持ちしないことが予測されることがあります。
  • 歯が十分に弱っている場合や他の治療法が適切な場合、根管治療が適さないこともあります。

ラバーダム

ラバーダム

ラバーダム(Rubber Dam)は、歯科治療において使用される機器で、歯を隔離して保護するために使われます。
ラバーダムは、柔軟で伸縮性があり、歯を覆い、隔離するために使用される薄いラバーシートです。歯科医が患者の口内に巧妙に設置し、治療中に歯を隔離し、唾液やその他の外部物質から守ります。

唾液や呼気の湿度を遮断
治療している部位が唾液に触れる事で、歯の接着剤の接着力が低下し、治療の失敗や再度虫歯になるリスクが高まります。
使用の基準
当院では、接着修復や歯髄温存療法、根管治療の際に基本的にラバーダムを使用して治療を行っています。ただし、装着できない場合は除外されることがあります。
メリット デメリット 清潔で乾燥した環境を確保することで、治療の精度が向上します。特に、接着修復、歯髄温存療法、根管治療などにおいて重要です。
唾液中の細菌の影響を最小限にするため、感染リスクを低減します。
ラバーダムの使用は患者にとっても快適であり、外部の物質が口内に入り込むことを防ぎます。
デメリット 清潔で乾燥した環境を確保することで、治療の精度が向上します。特に、接着修復、歯髄温存療法、根管治療などにおいて重要です。
唾液中の細菌の影響を最小限にするため、感染リスクを低減します。
ラバーダムの使用は患者にとっても快適であり、外部の物質が口内に入り込むことを防ぎます。
ラバーダムを使用することにより、患者様が口を開けにくく感じることがあるかもしれません。